男女平等を謳う憲法公布から73年、選択的夫婦別姓制度が望むのは家族の
中の男女平等です。夫婦別姓が選択できないのは、先進国では日本だけです。
昨年から、複数の選択的夫婦別姓を求める訴訟が起こされています。また、世論調査においても、選択的夫婦別姓を容認する割合が過半数となりました。特に、働く女性の77%が法改正に賛成しています。
近年は、結婚するカップルの3 分の1 が離婚し、再婚、再々婚も多くなっており、結婚離婚のたびに改姓すると、運転免許証や銀行口座、クレジットカード、等々の手続きの手間や苦労が計り知れません。旧姓と新姓を使い分ける人もいますが、その煩わしさと手間とリスク(同一人物とみられない等)はかなりのものです。これらの苦労の大部分を女性負っているのが現状です。
民法改正を求める国会への陳情の動きも始まっています。1 日も早く、選択的夫婦別姓が実現するよう望みます。
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